多汗症は遺伝する?

多汗症は遺伝する?

多汗症女性

多汗症には、身体の特定部分に発症する局所性多汗症(限局性多汗症)と、全身に発症するタイプの全身性多汗症があります。どの部分にも発生するのですが、汗腺が多い場所で、特に脇の下、手、足、股間に集中することが多いようです。後天性形質か先天性形質に分類されますが、原発性多汗症(特発性多汗症)の場合はほとんどが思春期やその前に発症し、この症状はいつ発症するかは定かではなく、二次性の続発性多汗症と区別されます。すべてのDNAに含まれる可能性がありますが、親が同じ症状であることが遺伝要因という人が10%程度となります。つまり遺伝である可能性が低いということになります。ワキガは遺伝であることが多いのでこの症状も遺伝が多いと思われているようですがそうではありませんでした。ですが、全身の毛の量が多かったり濃い、耳垢が湿っている、アポクリン汗腺の分泌量などは遺伝すると考えられています。遺伝ではないということならば、予防や対処法がしっかりとしていれば回避できる可能性が高いということになります。対処法はたくさんありますが、まずは緊張などからくるストレスを解消する方法を身に着けるということは大事です。それから、日ごろからできることとして、良い汗をかく習慣を身に着けられるよう、有酸素運動や半身浴をすることも効果的です。このような対策や工夫により、症状が改善していく可能性があるので、日々の生活習慣を見直し、こころがけてやってみましょう。